4)霧島周辺(鹿児島・宮崎県)

霧島屋久国立公園霧島地域にえびの高原があります。この高原は、宮崎県えびの市の南東部にあります。標高1,200メートルで、韓国岳、蝦野岳、白鳥山、甑岳に囲まれており、面積は約5平方キロメートルの盆地です。観光客が年間に80万人ほど訪れています。韓国岳火口から噴出した凝灰角礫岩や、硫黄山、不動池、六観音御池、白紫池から噴出した完新世溶岩で表面が覆われています。「池をめぐる自然研究路」は、美しい日本の歩きたくなる道500選に選ばれています。ここにはキュウシュウジカやイノシシが生息していて、秋にオスの鹿がメスの鹿を呼ぶ泣き声が、日本の音風景100選に選ばれています。

霧島国立公園は、霧島山を中心とする霧島地域と、薩摩半島南岸を中心とする錦江湾地域と、屋久島を中心とする屋久島地域からなっています。この辺りは霧島火山帯で、温泉地が豊富にあります。このため、年間の利用者は、1,000万人を超えます。

霧島国立公園内には、霧島神宮があります。古い歴史のある神社で、平成元年に国の重要文化財に指定されました。境内には、樹齢700年の杉が生い茂っており、朱塗りの社殿などが美しく、西の日光とも呼ばれています。紅葉の名所ですが、春の拝殿前のしだれ桜や新緑も美しく、見どころとなっています。